ほむほむ

このひとの本を読んでいる時はあまり背筋を正していない。

だからたまにこういう不意討ちに逢う。

この引用は、高橋源一郎さんに自費で出版した歌集を

「三億部売れてもおかしくない」と評された時のこと。

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どこかで誰かが必ず見てる、って云ったのは誰だ。

どうしてそんなひどい嘘を。


見てる人はいた。でも、神様のように見てるわけじゃなかった。

見てる人の視界の中まで、こちらから、よろよろとよろめきながらでも

出て行かないと駄目なのだ。しかも、それを何度も何度も

生きている限り繰り返すしかない。

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ほかのファンの方に倣って「ほむほむ」って呼んでしまっていますが

本当はとても尊敬しています穂村弘さん。

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